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2011年3月30日水曜日

東日本大震災と福島原発事故

 3月11日、私は再度免許を取得するに当たって、必ず受講しなければならない「取り消し処分者講習」なるものを、33000円を支払って土浦市にある自動車教習所で受けていました。
 2日間の講習の1日目で、地震発生時には教習車に乗り、教官と他の受講者2人とで教習所内のコースを回っている最中でした。
 丁度私が運転している時に、教官から「タイヤがパンクしたようだから、ちょっと車を止めて」と言われ、私は車を止めてドアを開けて外に出ようとすると、足元のアスファルトが動いているのに気付きました。
 ふと目を上げると、目に入る全てのものが大きく揺れていて、近くの家の瓦がガラガラと音をたてて落ち、教習所の隣にある中学校のガラスが何枚も割れ始めました。教習所の4階建ての建物はコンニャクのように揺れていて、職員や生徒が悲鳴を上げてよろめきながらに飛び出してくるのが見えました。駐車場に並んでいた20台ほどの教習車が、ハイドロ車のように跳ね上がっていました。
 パンクではなく地震で車が揺れていたことにすぐに気付き、他の教習車も止まっていましたが、教官無しで一人で走っていた無線車の中には、運転に真剣になっていて気付かないのか、運転を止めずに上下左右に車を揺らしながら走っている人もいました。気付かないというのはなんと恐ろしいことでしょう。
 当然講習は中止になり、翌日の講習も出られなければ来週に持ち越すことになって、私も急いで自転車で家路につきました。

 3月11日の地震と津波、そして福島原発の事故をこれまで見てきて、私が今まで知らなかった色々なことを知る羽目になりました。
 特に原発の存在そのものに関する情報を見て、怒りや悲しみを覚え、どうにも気持ちが収まらなくなってしまいました。
 「中年ハジ公」は、暫くの間拘置所の話を休ませていただき、これを読んでいただいているみなさんに知って欲しい現実をお伝えしていこうと思います。
 思い上がった行動かもしれませんが、私にできることが何かあるとすれば、今はそうすることがベストだと思うのです。
 今回の災害では、いろいろな情報が流れ、それに対する人それぞれのやり場のない気持ちがあふれ出しているのも事実です。それこそが天災よりも恐ろしい、情報による二次災害にもなりかねません。
 私はこのブログの中で、知って欲しい人に知らされていない情報や、データに基づいた正しい情報を、出きるだけ沢山紹介していきたいと思っています。中には既に知られているものもあるかもしれませんが、あくまで私の主観になってしまう点はご了承下さい。また、もし内容に共感していただき、もっと多くの人に広めた方がいいと思うものがあれば、皆さんの力でどんどん広めていって欲しいと思います。



 これは、ニューヨークタイムスのカメラマンが撮影した現地の写真です。日本のメディアでは殆ど紹介されておらず、毎日更新しているので今の被災地の様子がわかります。

  この他の写真は ↓ からどうぞ

http://www.nytimes.com/interactive/2011/03/12/world/asia/20110312_japan.html?src=tptw#1

 
 

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