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2011年5月10日火曜日

放射能被曝と障害児

 私の長男は重度の自閉症です。養護学校小学部6年生になりますが、今でも言葉は話せず、トイレや食事や着替えなど、自分では何一つできません。
 以前にも書きましたが、そのような知的障害児は年々増え続けています。長男が通う養護学校も、県内の施設が満員状態になったために4年前に造られた新設校ですが、生徒数が予想を上回って増え続けており、すでに教室が足りない状態です。
 私の妻は今年40歳になり、長男を28歳で産みました。長男が産まれた当初はさほど症状がでていなかったので、妻も長男も特に遺伝子の検査などはしませんでした。
 1歳を過ぎた頃から、他の赤ちゃんに比べて発達が遅いことや、母親にさえも目を合わせないことから、異常に気付き始めました。
 チェルノブイリ原発の事故があった年、妻は15歳でした。私は21歳で東京に住んでいて、当時事故後すぐに関東地方で雨が降り、この雨は放射能を含んでいるから危険だと、たしかニュースで報じていた事を憶えています。
 妻がその雨から被曝したかどうかはわかるはずもありませんが、もしそうだとすればその影響で遺伝子に傷がつき、長男に障害が出たのかもしれません。長男は妻の別れた前の夫との子なので、その人が被曝していたのかもしれませんが。
 今では想像の域をでることはありませんが、もしそうだとすれば今回の福島原発事故で放出された放射能は、これから5年、10年後にその牙を剥くかもしれません。
 私は妻と相談して、近々息子と妻の遺伝子を調べてみることにしました。
 子供には何の責任もありません。
 今後、息子のような障害をもった子供や、子供にはあり得ないはずの甲状腺癌を発症してしまうような、かわいそうな子供が増えないことを、心から祈ります。



原発事故 恐ろしい内部被曝(晩発性障害) 1/4




原発事故 恐ろしい内部被曝(晩発性障害) 2/4
原発事故 恐ろしい内部被曝(晩発性障害) 3/4
原発事故 恐ろしい内部被曝(晩発性障害) 4/4


【健康と化学】放射能の内部被曝による染色体異常




【意見映像】福島の土壌汚染はチェルノブイリ並みではないのですか




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