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2012年4月24日火曜日

木嶋佳苗裁判: 死刑に値する立証は行われたのか~ビデオニュース・ドットコム~

木嶋佳苗裁判: 死刑に値する立証は行われたのか




videonewscom さんが 2012/04/23 に公開
http://www.videonews.com/ ニュース・コメンタリー (2012年04月21日)

木嶋佳苗裁判: 死刑に値する立証は行われたのか 練炭自殺に見せかけて首都圏の男性3人を殺害したとして、殺人罪や詐欺罪などに問われた木嶋佳苗被告(37)に対して、さいたま地裁は13日、死刑判決を言い渡した。被告­が犯行を全面否認し、直接証拠がない中で、検察は死刑に値する立証を行えたと言えるだろうか。  この裁判員裁判で検察は、木嶋被告に対して、状況証拠の積み上げによって3人の殺人罪を立証する手法を取った。  状況証拠を積み上げた有罪認定としては、大阪母子殺害事件で2010年に最高裁が示した判断基準「被告が犯人でないとすれば、合理的に説明することができない事実関係が存­在するか否か」がある。しかし、今回の裁判員裁判では、3件の事件を一件ずつ審理する「区分審理」ではなく、3件を一括して審理する「一括審理」が取られたため、一つ一つ­の審理に甘さがあったことは否めない・・・・。


来週に迫った陸山会事件判決が問うもの



ニュース・コメンタリー (2012年04月21日)

来週に迫った陸山会事件判決が問うもの 来週4月26日、民主党元代表の小沢一郎氏の資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる政治資金規正法違反裁判の1審判決が予定されているが、この裁判を単なる政治資金規­正法違反の事件として受け止めることは適当ではないだろう。 19日の最終弁論で被告側弁護士が「根拠のない妄想」と断じた事件は、3年前の2009年3月、小沢被告の第1公設秘書、大久保隆規被告(1審有罪、控訴)が東京地検特捜­部によって突如逮捕されたことに端を発する。時は、民主党政権の誕生がかなりの現実味を帯び、小沢代表の首相就任がほぼ確実視され、半年以内に総選挙が迫っていた。この事­件は、政権交代を控えた野党第一党の党首を辞任に追い込み、政権の座に就いた民主党内部にも激しい対立の火種を残したことを忘れてはならない。 捜査当局は、強制捜査権や公訴権などの強大な権力を持つが故に、その権力の濫用については、市民社会はこれを厳しく監視する必要がある。特捜検察の強大な権力が政治、とり­わけ民主主義の根幹をなす総選挙の結果に影響を与えるような事態は、それがどうしてもやむを得ない場合を除き、厳に慎むべきだ・・・。


再エネの価値をどのようにコスト計上するか



ニュース・コメンタリー (2012年04月21日)

エネルギー関連有識者会議続報再エネの価値をどのようにコスト計上するか 日本のエネルギー政策のあり方を検討している総合資源エネルギー調査会基本問題委員会は16日の会合で、再生可能エネルギーのシェアを拡大した場合のコストを議論した。 一部の委員から、再生可能エネルギーは発電コストが高いため、電力料金の値上げをどこまで国民が容認できるかを考える必要があるとの意見が出たのに対し、導入時に一時的に­必要となるコストと、恒常的にかかるコストを区別して議論すべきだという指摘があった。 また、事務局が提出した資料に、北海道・本州間電力連系設備(北本連系線)などの基幹送電網の増強にかかる費用約1兆1,700億円が再生可能エネルギー導入に伴う追加的­コストとして計上されていることに対し、北本連系線の増強はこれまでに当然行っておくべきことで、これを再生可能エネルギーの導入コストに含むのはおかしいとの疑問の声が­あがった。 日本が再生可能エネルギーにシフトする際に生じるコストを、どう捉えるべきなのか。ジャーナリストの青木理と社会学者の宮台真司が議論した・・・・。

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